Salesforce公式ウェビナーを受講したことはありますか?
私はこれまで、Salesforce公式ウェビナーを何度か受講させていただいたのですが、最も手っ取り早く、そして実践的に基礎知識を身につけられる媒体だと感じました。
ウェビナーとは、「Web(インターネット)」と「セミナー(講義)」を組み合わせた言葉で、オンライン上で行われる講義や説明会のことです。Salesforceが公式に提供しているウェビナーは、無料で受講でき、最新の内容や実務的なノウハウを学べる絶好の機会です。
Salesforceに興味があるけれど、何から始めればよいかわからない…
そんな初心者エンジニアの方にこそ、公式ウェビナーはおすすめです。
初心者におすすめのウェビナー講義例
Salesforceの公式ウェビナーや関連リソースでは、さまざまなレベルや目的に応じた講義が用意されています。ここでは、初心者エンジニアに特におすすめの内容を3つご紹介します。
1. システム管理者のためのSalesforce基礎シリーズ
Salesforceを初めて触る方向けの基礎講義です。
- オブジェクト:データを管理する単位。例:取引先(Account)、商談(Opportunity)など
- レコード:オブジェクト内の1件ごとのデータ(Excelの「行」に相当)
- 項目(フィールド):レコードに含まれるデータ項目(Excelの「列」に相当)
これらの概念をわかりやすく解説しながら、Salesforceのデータ構造をしっかりと理解できるようになります。
👉 システム管理者のためのSalesforce基礎シリーズ(Successサイト)
2. 開発者向けフロー徹底攻略ウェビナー
**Flow(フロー)**は、Salesforceでの処理を自動化できる機能です。ノーコードで構築可能なため、開発初心者でも使いやすく、業務効率化に非常に役立ちます。
この講義では以下が学べます:
- Flowの種類(レコードトリガーフロー、画面フローなど)
- 条件分岐の設計方法
- 承認プロセスやメール通知などの基本的な自動化パターン
👉 開発者向けフロー徹底攻略ウェビナー(YouTube公式)
3. Salesforce認定アドミニストレーター試験対策
Salesforce資格の登竜門である**「認定アドミニストレーター」**の試験対策講義です。
- 試験範囲と出題傾向の全体像
- 頻出テーマ(ユーザ管理、プロファイル、セキュリティ、オブジェクト設定など)の要点解説
- 模擬問題を使った実践的な解説と勉強のコツ
👉 Salesforce Certification Days(公式認定対策ウェビナー)
ウェビナーの受講方法
Salesforceの公式ウェビナーは、誰でも簡単に受講することができます。以下に、具体的な受講方法をご紹介します。
1. 公式イベントページから参加登録
Salesforce Japanの公式イベントページでは、最新のウェビナー開催情報が掲載されています。
- カテゴリやキーワードで講義を検索可能
- 各ウェビナーの登録フォームから氏名・メールアドレスを入力するだけで参加可能
- 一部は録画視聴(オンデマンド)にも対応しています
2. Trailheadやコミュニティで最新情報をチェック
Salesforceには、学習と情報交換に役立つ公式プラットフォームも充実しています。
- Trailhead(トレイルヘッド):Salesforce認定資格やスキル別の無料学習コンテンツが豊富
- Trailblazer Community:世界中のSalesforceユーザーとつながり、質問や情報共有ができるオンラインコミュニティ
ウェビナーの情報も定期的に共有されており、学習仲間と一緒に学ぶきっかけにもなります。
3. 録画アーカイブの視聴方法
リアルタイムで参加できなかった場合も、多くのウェビナーはオンデマンド視聴が可能です。
アーカイブ視聴の手順:
- 事前登録していた場合、ウェビナー終了後に視聴リンクがメールで届く
- 一部はSalesforce Japanの公式YouTubeチャンネルでも公開されます
- もしくは、イベントページ内の「オンデマンド」カテゴリから直接視聴できます
自分のペースで何度でも復習できるため、学習の定着にも非常に役立ちます。
おわりに:まずは1講義、受けてみよう!
Salesforceを学び始めたばかりのエンジニアにとって、「公式ウェビナー」は非常に心強い学習手段です。
- 信頼性のある公式コンテンツで安心して学べる
- 実務と直結する内容でスキルが身につく
- 資格取得にも直結する講義が揃っている
- オンデマンド視聴でマイペースに学べる
Salesforceに少しでも興味がある方や、これから資格を取得してキャリアアップしたい方は、ぜひ一度ウェビナーを受講してみてください。